© 2019 「インドの竹笛、天空のしらべ」

インドの竹笛 バーンスリー奏者ラケーシュ・チョウラシア​ 来日ツアー 2019

主催: 紬の会

共催: ラビットレコーズまちかど倶楽部

All photos by Akira Io, unless otherwise mentioned.

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 インド古典音楽(ヒンドゥースターニー音楽)とは

インド音楽には、大衆向けと芸術音楽の二つがあり、この度開催する「インドの竹笛、天空のしらべ」は、北インド古典音楽の芸術音楽の公演です。

芸術音楽のはじまりは古く、紀元前1000年頃のバラモン教(古代ヒンドゥー教)の聖歌から発展したと言われています。

この聖歌は仏教の「声明」のルーツでもあります。13世紀になるとムガル帝国の建立によりムスリム文化と融合し、王族が奨励することにより宮廷音楽として開花していきます。

この音楽の特長は、メロディー奏者が奏でる「ラーガ」といわれる「旋律」と、リズム楽器走者との合奏の「ターラ」といわれる「リズムサイクル」にあります。

 

ラーガ(旋律)は1000 以上あるといわれており、1回の公演では1 つまたは多くて4 つほどのラーガ(旋律)が演奏されます。

ラーガ(旋律)は、季節や時間帯や自然現象などによって分けられていて、それぞれ独自のムードを持っています。

私達はそれを聴くと、例えば、香り・色・風景・心情といったものを内面で感触として味わうことができます。

ターラ(リズムサイクル)は円を描く周期です。例えて言うなら、太陽の廻りを1周する1年という周期があり、それは春夏秋冬の4つの季節から成り立ちますが、細分化すると12ヵ月で構成されており、更に分けると365日でもあります。

そしてそれは繰り返し周り続けています。このようなイメージでリズムサイクルが構成されているのが「ターラ」です。

このように、宇宙や自然の流れと調和して作られ奏でられる音楽であり、ラーガ(旋律)とターラ(リズムサイクル)のルールの中で、即興演奏をしていきます。主奏者(ラーガ奏者)1 人と伴奏者(主に打楽器奏者)1 人という組合わせがスタンダードで、床に座って演奏します。主奏者のソロパートから始まり1 つ1 つ音を紡ぎながらラーガを提示、その後テンポに乗って展開し加速してソロパートを終えます。次に伴奏者との合奏へと進むとターラ(リズムサイクル)が始まり、ゆっくりと大きな周期から少しずつ加速、クライマックスは最高速の演奏で幕を閉じます。

 

聞き終えた方からは、螺旋を描き上昇していくようで頭の中が無になった、宇宙の始まりから終わりを感じた、夢と現実のはざまのようで心地よかった、瞑想しているような感覚だったなど様々な感想が寄せられています。

さあ、今日の貴方はどのように感じるのでしょうか?

 

とにかく!まずは難しく考えすぎずに、音から自由にイメージを描き楽しんでみてください。

ラーガから感じる雰囲気、広がる世界に心を委ね、リズムの躍動と高揚感、そして…。

 

きっと、感じ方はそれぞれ千差万別。固定概念を取りはらって自由に想像力を羽ばたかせてみて下さい。

また、演奏を会場で聞いてこそ、この音楽ならではの感触・魅力を味わって頂けます。

昨年のラケーシュ氏の来日公演にお越し頂いた方や、1回だけ来てみようと思われている方も、来るたびに各会場で違った演奏が体験できることでしょう。

異なるラーガ(旋律)異なるターラ(リズムサイクル)と共に、その時その場だけの新たな感動が皆さまをお待ちしております。

                       

          ラビットレコーズ  安藤真也・原口順